社会起業家のバックグラウンド

社会起業関連の情報に触れる機会が多くなって、思うこと。


特に海外の事例を見てみると、
社会起業家として注目される(紹介される)創立者のバックグラウンドって、
一般の実業世界でも一流であった、というケースが多い気がする。


渡邊奈々さん著作の「チェンジメーカー」の最初の方から抜粋しただけでも、

○アショカ財団(Ashoka Foundation) http://ashokafoundation.org/
 −社会変革事業への投資・育成
 ビル・ドレイトンさん
 −ハーバード大学→オックスフォード大学→イエール大学→マッキンゼー

○エンデヴァー(Endeavor) http://www.endeavor.org/
 −新興市場で中小企業支援
 リンダ・ロッテンバーグさん
 −ハーバード大学→イエール大学(パートナーはIBM)

○アキュメン・ファンド(Acumen Fund) http://www.acumenfund.org/
 −貧困層の生活改善
 ジャクリーン・ノヴォグラッツさん
 −バージニア大学→チェース・マンハッタン銀行(後、スタンフォード大学)

○インテグレックス(IntegreX) http://www.integrex.jp/
 −SRIおよびCSRの推進支援
秋山をねさん
 −慶応義塾大学→メリルリンチ証券(後、USCPA)

○コモン・グラウンド・コミュニティ(Common Ground Community)http://www.commonground.org/
 −ホームレス向け住居環境・コミュニティ改善
 ロザンヌ・ハガティさん
 −アマースト大学主席


とか。他にも、最近読んだ本の著者として、


○ルーム・トゥ・リード(Room to Read) http://www.roomtoread.org/
 −図書館・学校建設、女子向け奨学金など
 ジョン・ウッドさん
 −ケロッグ経営大学院MBA→コンチネンタル銀行→マイクロソフト幹部
 

○フローレンス(Florence)http://www.florence.or.jp/
 −病児保育・病後児保育など
 駒崎弘樹さん
 −慶應義塾大学
 

などなど。


だからどうだってこたぁないんだけど、なんとなく、相関関係がありそうです。


でも、どうしてそうなるのかなと、ちょっと考えてみたら、
ジョン・ウッドさんの本にでてきた「大きく考える」って発想に
ヒントがありそうな気がしました。


今自分が所属しているコンサルティング会社の同僚をみても、
明確に、「社会になにか還元したい」って意識が高い人が多い。


単にバックグラウンドがどうだとかいうよりも、
「大きく考える」こととか、グローバルな視点で考える」ことが、

習性として身につくような環境にいることで、
そういった意識が育つのかもしれない。


自分の目の前の課題解決をすることも、もちろん大事。


だけど、一方で、影響範囲を広げるためにどうすればいいか、
常に考える習慣をつけることが、ひとつのポイントなのかもしれない。

そんなことを考えながら、
自宅のエアコンがこわれて、強制的にエコな環境の
2008夏でした(-。-)y-゜゜゜

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Tag : 社会起業 キャリア グローバル

さまざまな社会起業のカタチ

社会起業」ってキーワードで探してみると、

いろんな形態で活躍してる人々がいます。

実際の活動を通じて、各種の問題解決に取り組む人。

それらの活動を支援をするための活動に取り組む人。


社会起業家フォーラム
http://www.jsef.jp/
 ソーシャルアントレプレナーの支援を通じて新しい社会を創発

とか

ETIC
http://www.etic.or.jp/
 次の社会を創る起業家・経営者・リーダーを支援する
 実践型インターンシップ・起業支援

とか

NPOコトバノアトリエ
http://www.kotolier.org/
 若者が好きなことを仕事にできる社会環境の創造を目指して
 活動する非営利団体。作家、ライター、漫画家などのクリエイティブな
 仕事に就きたいニート・ひきこもり・フリーターの若者を育成・支援。

とか。


ネット上で出会える情報以外にも、

社会起業に関する書籍も、すごく増えている気がします。

チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える (単行本)
渡邊 奈々 (著)

−世界の社会起業家を紹介している本。

とか

社会起業家に学べ!  (アスキー新書 69) (新書)
今 一生 (著)
−日本の社会起業家を紹介している本。

とか

マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった (ハードカバー)
ジョン ウッド (著), 矢羽野薫 (翻訳)
−途上国の教育機会を支援する組織・人間の物語。

とか

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方 (単行本(ソフトカバー))
駒崎弘樹 (著)
−病児保育の問題解決に取り組む人の物語。

とか

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ) (単行本)
山口 絵理子 (著)

−途上国発のブランドを創る取り組みの物語。

とかとか。


問題意識を持ってる人が多く、とても頼もしい反面、

こうやって表にでてくる人以外にも、きっとたくさんの

潜在的な「社会起業家」的な人々がいるんだろうとも感じます。


元来、自分自身もとても不精な性格。


自分の生活のすべてをそこに注ぎ込むという気合いがあれば良いが、

そこまで踏み込めないでいる人の力を合わせて、

なにかのカタチにできないのか。


自分自身でも、

「医療機関と患者のコミュニケーションギャップを埋める」

という活動にまずは取り組んでみたけれど、

これって、正直ある程度の覚悟が必要な行動になってしまう。


もちろん、覚悟を伴った行動こそが結果に結びつくという側面も

あるとは思うけど、、


なんか、いい方法はないかと考える今日この頃。

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Tag : 社会起業 キャリア ソーシャルアントレプレナー

社会起業とキャリア

社会起業とキャリアって、

個人的にはとても興味のあるところです。

米国なんかだと、ハーバードのMBAをとってから、
社会企業的な事業をはじめることが広がってる(増えてる?)らしい。

日本だとどうだろう。

少しずつ、そういった意識も高まってきてるみたいだけど、
なんかまだ弱い気がする。

自分自身がベンチャー企業で働いてた実感としても、
日本は、まだまだ「学歴・キャリア主義」なところが強い気がする。

世の中に必要とされるモノ・サービスを提供することで、
そんな個人のバックグラウンドは関係なく注目されることもあるけど、

最初の、まだ知名度もなにもないところからスタートするときには、
なにがしかのバッググラウンドがあることで、信用を得やすい側面が強い。


確率論だけみれば、仕方のないことかもしれないけど。


社会的な事業に対する「思い」があっても、
個人のキャリア・人生設計を考慮すると、最初から事業を興すというリスクを
とりづらい社会になってる気がする。

ベンチャーキャピタルとか、そういった資金的・経営的な、
「事業」にスポットをあてた支援ではなく、「個人」にスポットをあてた支援が、
できないものか。

「リスク」って言葉の語源は、ラテン語だかイタリア語だかで、
「リスカーレ」(勇気をもって試みる)って言葉だそうな。

昔、日経の社説かなんかでみて、「リスク」って言葉が好きになった。

「リスク」って言葉をみて、ポジティブにとらえることのできる人、

そういった人が、増えてくるための方法が、必要なのかもしれない。

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Tag : 社会起業 キャリア リスカーレ ソーシャルアントレプレナー